古硯・古文具の冨美堂(富美堂)

冨美堂新着情報

オークション

冨美堂によるオークション開催のご案内です。

東京冨美オークション 2017年2月 <終了しました>

No.2016 周芝巌 刻 筆筒 (小野鐘山 旧蔵)

No.2016 周芝巌 刻 筆筒 (小野鐘山 旧蔵)

12.5 × 7.0 cm

No.2016 周芝巌 刻 筆筒 (小野鐘山 旧蔵)

周 芷巌(1675~1773)嘉定にて生まれる。 名は顥、字は晋瞻・芷岩、号は芝巌という。山水を能くして刻竹、鈕刻に優れ筆筒刻に優品が多い。

周芷巌(1675~1773)嘉定人 名灝,字晋瞻,號雪樵,又號芷岩、芷道人。善詩、工書,並鐫刻。少既以刻竹名,畫名為刻竹所掩,實輒畫師而兼竹人也。

小野 鐘山(1880−1952)大分にて生まれる。 名は鷹男、号を鐘山・研生・翰墨子などと称した。前田利巧に書道、漢学を学び国民党の記者を経た後、犬養木堂(第29代 内閣総理大臣)に見出され門下の書家となる。文房四宝の研究家としても知られ、坂東貫山などの古硯研究家とも深く関わりがあり、公爵家ほか著名蒐集家の美術品の鑑定を行っていた。日本書道作振会審査員や帝国習字速成学会会長なども務めた他、剣術にも秀でており神道無念流の教士でもあった。「宋名臣言行」訳本(録文成社1910年)、「支那の古硯に就て」(鳩居堂 1927年)など書籍も多数執筆している。

小野鐘山(1880 - 1952)大分縣出生。 字鷹男,號鐘山,研生,翰墨子等。師從前田利巧,學習書法,漢學,歷經國民黨記者。犬養木堂(第29代內閣總理大臣)門下的書法家,以研究文房四寶而聞名。與坂東貫山等古硯研究家都有深交,為名門望族,著名收藏家等鑒定美術品。曾擔任過日本書道作振會審査員,帝國習字速成學會會長。善劍道。著作有《宋名臣言行》譯本(錄文成社1910年),《中國古硯》(嶋居堂1927年)。

出品一覧へ戻る

ページTOPへ